あいづの作り手

会津トマトを支える匠たち2022

会津トマトの特徴は、恵まれた自然条件と生産者の努力!
美味しい理想の会津トマトを求める匠の意気込みをお聞きしました。

トマト農家

大竹 善浩(おおたけ よしひろ)さん

基本を大切に、ICTを導入して高品質のトマトづくりを目指す。

河東町の大竹さんは2009年にトマト農家として就農し、現在ハウス6棟でトマト栽培を行っています。栽培する品種は「りんか409」。「りんか」は広く普及している高品質トマトで、その美味しさを極めたいと、他の品種は手がけていません。

今では、その美味しさが評判の大竹さんのトマトですが、就農して2年目までは苗の病気に悩まされるなど、苦労があったそう。そこで、トマト栽培の基本を一から学び直し、ベテランのトマト農家さんに意見を聞くなど、試行錯誤しながら栽培を軌道に乗せることができました。

また、ICTを活用した養液土耕栽培設備をいち早く導入し、これまで自身で行っていた施肥や水やりをAI( 人工知能)技術により自動で行っています。これにより、省力化につながるとともに、トマトの落花や割れなどが減少し、より品質の良
いトマトを多く収穫できるようになったそうです。
「一番大切なのは基本に忠実にしっかり生育状況を管理することです」と大竹さんは言います。

就農した時期に学んだ基本を大切に、トマト農家さんと情報交換を続けるなど、仲間たちと切磋琢磨し、情熱をもって美味しいトマト栽培を目指しているそう。「会津産トマトにはまだまだ可能性があり、もっと美味しいトマトを収穫する事ができると感じています。頑張れば頑張るほど結果に結びついていくので、新たに農業を始める方もトマトに注目して欲しいですね。」

ハウスにたわわに実ったトマトを収穫している時が一番喜びを感じると言う大竹さん。「これからもさらなる高品質のトマトを目指して栽培を続けていきます。おいしいトマトを消費者の皆さんにたくさん食べていただきたいですね。」と話していました。

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