あいづの作り手

会津アスパラを支える匠たち

高品質な地場産アスパラ作りを追求する担い手たち
優しさ伝わる逸品料理を提供する料理人
美味しさを次世代へつなぐ匠たちのご紹介です

アスパラ生産者

佐藤 幸彦(さとう ゆきひこ)さん

この地を活かした美味しい
地場産アスパラ作りを追求。

平成20年にサラリーマンからアスパラ農家となった佐藤さん。会津若松市門田町で地場産のアスパラを作りたいという思いから、アスパラ農家の先輩方やJA会津から指導を仰ぎ農法を学ぶ。ハウス、露地の二期どり(春どり・夏どり)栽培を実施して3月下旬から9月まで継続的に出荷している。土・肥料・排水等の徹底した管理でアスパラの食味が変わるため、徹底した管理を心がけ、この地を活かした高品質のアスパラ生産に取り組んでいる。
「今後は、アスパラ栽培を目指す初心者や栽培に困ったりした生産者との情報共有や研修を行い、課題解決にも取り組んでいきたい。また、みなさんに安全、安心で糖度のあるアスパラを届けたい」と佐藤さん。
アスパラを美味しく味わうには、とろ火で焼き、焦げ目がついたら塩をふりかけ食べるのがおすすめとのこと。

アスパラ生産者

渡部 甚(わたなべ じん)さん

地域の農業を守りたい!
次世代農業の担い手に。

もともと農家の産まれで家の手伝いをしていた渡部さん。今から5年前、後継者として本格的に農業に携わる。地域の中で若手がいない中、農業を守らなければという思いが強くなったという。アスパラは肥料、水やりの量やタイミングなど見極めが難しい。5月頃から病害虫対策が重要で、マメに草刈りをしたり細かいところに気を配りながらチェックしている。
「自分の農業への思いひとつで、農家が衰退するのか、伸びていくのか決まる。農業を始めて苦労もあるが、丁寧に農作物に向き合うことで、収穫の時の喜びが大きい。消費者の美味しかったという声が嬉しさと励みになります。」と語る渡部さん。
「今後は収穫量を増やして、多くの消費者に会津アスパラを届けたい。」と意欲を見せる。

料理旅館 田事 料理長

湯田 ますみ(ゆだ    )さん

料理は心。笑顔と気持ちを伝える逸品を。

昭和3年創業、歴史と趣ある料理旅館の料理長を務める湯田さん。13年前から田事で老舗の変わらぬ味を作り続けている。
湯田さんのモットーは気持ちを伝える『あと引く味』の料理を提供すること。代々受け継がれる、めっぱ飯や郷土料理は田事の味を変えないよう気を配っている。
新しいメニューの開発はとても楽しく、体に良い旬の素材、ムダのない調理を追求している。
主婦目線で新しい発見を料理に取り入れ、味はもちろん、優しさを感じる料理にこだわっている。
「美味しかった」「また来るね」といったお客様の声で、次はもっと喜んでもらえるメニューを作りたいとチャレンジする意欲が倍増するという。ぜひ、会津に来たら受け継がれた味、田事の「めっぱ飯」を食べてみてほしい。

JA会津よつば 西部アスパラガス生産部会長

津田 裕一(つだ ゆういち)さん

農業は自然と向き合って基本に忠実に!

会津若松市蟹川在住の津田さんは農業歴35年のベテランで、アスパラづくりは今年で17年目を迎える。
JA会津よつばの西部アスパラガス生産部会長を務める。会員は90名。年に3回の現地指導会、勉強会を開催してアスパラの品質向上に向けた取り組みを進めている。現在は「ウェルカム」と福島県オリジナル品種の「ふくきたる」をハウスで30アール、露地で10アール生産している。アスパラは露地が4月下旬から9月下旬までの収穫。ハウスでは3月末から10月上旬までの収穫と長期間にわたって収穫することができる。シーズンになると毎日、朝と夕方に収穫して出荷する。休みはまったくなく、出荷場に納品し、お客様に美味しく食べてもらう姿を想像すると、疲れが吹き飛ぶと津田さん。栽培で特に気をつかうのが土づくり。堆肥にこだわり、そして温度管理にも気をつかう。
アスパラは前年の養分で育つ。芽が出てきた時点で穂先が広がったり傷ついていたりするものは摘みとってしまうのが大事。順調に育っているアスパラに栄養を行き渡らせるためと。
津田さんは今後はハウスでの栽培に切り変えたいと語る。露地だと病気になりやすく、管理がむずかしいと言う。自然と正面から向き合って、基本に忠実な作業に徹し、会津の美味しいアスパラを全国に届けたいと意気込む。

JA会津よつば 西部アスパラガス生産部会員(平成30年2月末現在)

大竹 淳(おおたけ じゅん)さん

夢は3人の息子たちと一緒に農業を!
美味しいアスパラを作りたい!

大竹さんは猪苗代町出身で、サラリーマンからの農業への転身組。義父が農業をやっていたこともあり、一念発起してアスパラ栽培の道へ入った。生産しているのはグリーンアスパラで流通量の多い「ウェルカム」と福島県オリジナル品種の「ふくきたる」。
ハウス4棟で栽培し、JAの直売所などで販売している。家族は息子さん3人を含め8人の大家族。趣味は釣りやロードバイク。自然と一体になれ、風を感じられることが好きだと言う。
アスパラ作りは試行錯誤の毎日。土づくりにこだわったり、病原菌を減らすためアスパラの芽が出る前に畑をガスバーナーで焼くなどの取り組みをしている。
直売所で自分のつくったアスパラを選んで買ってくれるお客様ができ、お客様の笑顔を見れることがうれしいと目を細める。
今後は、栽培面積を増やし、一人でも多くの会津のアスパラファンを増やしていきたい。将来は息子と一緒にアスパラづくりができたらと語る。

元祖輪箱飯割烹「田季野」女将

馬場 由紀子(ばば ゆきこ)さん

みんなを笑顔にしたい!
郷土料理で会津を発信!

会津を代表する割烹「田季野」の女将、馬塲さんは宇都宮出身。嫁いで会津に来て接客業の仕事に就く。女将の仕事は、お客様のお迎え、従業員の教育、マネジメント。「おもい」を伝えることが大切だが、「おもい」は受け取る人によって違い、それぞれの「おもい」をどうコーディネートしていくかが、女将の大切な仕事だという。
昨年よりJA東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」の会津での朝食を提供している。春は、会津の旬の山菜、野菜をふんだんに使用する。この中で人気は朝採り会津アスパラ天婦羅の一本揚げ。朝に収穫した太く新鮮なアスパラをお客様に1本丸々かじって食べてもらう。みずみずしい春の香りと甘さが大人気。
みんなの笑顔、幸せを感じることが大好きと言う馬場さん。会津アスパラを地元の人たちが自慢し、発信していくことが大切と熱く語る。

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