会津の自然環境と肥沃な大地で育てられる、会津アスパラ。
日々、会津アスパラの品質向上を目指す若手生産者の想いをお聞きしました。

アスパラ農家
小川 卓 さん
「最高の笑顔を届けるアスパラを育てたい」
若きアスパラ農家の挑戦
野菜嫌いの心を動かした会津アスパラの美味しさ
小川さんは、小学生の時から祖父母と一緒に農作業に触れ合う機会がありました。そんな祖父が大切にしていた土地を守りたいという思いから、農業の道へ転身したのが四年前でした。基本的に野菜があまり好きではなかった小川さん。アスパラを作ろうと思ったきっかけは、会津アスパラのこの上ない美味しさに心を動かされた事でした。また会津アスパラは全国的にも評価が高く、販路の基盤があること、栽培の指導をしてくれる方が近くにいたことも決め手となりました。
データと経験の融合、より高品質なアスパラへの挑戦
会津アスパラは、厳しい冬を越えることで甘みが増し、柔らかく、みずみずしいのが特徴。特に春先は格別の味わいです。苦みやエグみの少ない美味しいアスパラを作るため小川さんが大切にしているのは「アスパラにストレスを与えない」こと。有機質を豊富に含んだ柔らかい土づくりを行い、アスパラ自身の免疫力を高め病気に強くすることで、農薬も極力減らすようにしています。毎年の土壌分析も欠かしません。また「アスパラは水分の多い野菜。美味しくするには、まず美味しい水を使うこと」きれいな地下水を利用することでより安全で美味しいアスパラを育てる努力を続けています。
厳しい環境の中で育まれる極上の会津アスパラ
「農業は自然との戦い」と語る小川さん。天候に左右される厳しさがある一方で、消費者からの「美味しい!」の一言が何よりのやりがいだと言います。さらに、IOTやAIを活用した水やりの管理にも挑戦し、「感覚ではなくデータに基づいた栽培」を目指しています。
「まだまだ改善すべき点がたくさんあります。消費者の口に入る瞬間を想像しながら、さらに美味しいアスパラを作るための生産基盤を築いていきたい。」と意欲を燃やしています。そして、「皆さんを最高の笑顔にできるアスパラを、これからも作っていきたい」と力強く語りました。
会津の大地が育んだこだわりのアスパラ、その一口には、生産者の情熱と努力が詰まっているのです。