会津地方では、12月から5月にかけて福島県内や東京方面にイチゴを出荷しています。出荷時期の平均は12月からですが、早い人だと11月から出荷する生産者の方もおられます。寒さの中でじっくりと育ったイチゴは、身の詰まったしっかりした食感で、一段と甘味が増しています。
生産者がよく吟味し、ひと粒ひと粒、丁寧にパック積めしています。
イチゴはビタミンCを豊富に含み、果物の中でもトップクラスです。
イチゴの歴史
近代栽培のイチゴが日本に入ってきたのは江戸時代。オランダ人によって観賞用としてもたらされたことからオランダイチゴと呼ばれていました。
現在では日本国内のイチゴの品種の数は約300種。昭和の中頃から交配による新品種の開発が本格化し、現在でも品種改良によってその数は増え続けています。
イチゴの保存方法
重なるといたみやすいので、重ねずにヘタを下にして並べラップをして冷蔵庫にいれ、早めに食べましょう。
おいしいいちごの選び方
ヘタの近くまで赤くなっている完熟したいちごが甘くおいしいです。
会津地方で栽培される主なイチゴの品種
- さちのか
甘みと酸味のバランスが良い品種です。果肉がしっかりしていて日持ちします。 - ふくはる香
福島県が育種した品種で、さちのかよりやや甘みが強くおいしい品種です。 - ゆうやけベリー
福島県の約20年ぶりのいちごの新品種。酸味が穏やかで、甘みと香りの強さが特徴。