あいづの作り手

会津いちごを支える匠たち2025

会津はフルーツの生産も盛ん。
特に「いちご」は北会津地区が有名で様々な品種が栽培されています。
こだわりのいちごを育てる生産者にお聞きしました。

宮袋いちご研究会 代表

大竹 健一 ( おおたけ けんいち ) さん

地元会津で愛される完熟いちごを栽培する生産者グループ

会津でいち早くいちご栽培を始め60年

 北会津町宮袋に拠点を置く「宮袋いちご研究会」。昭和37年、雪深い会津の地で、いち早くいちご栽培を始めた情熱あふれる生産者グループです。手探りでスタートさせたいちご栽培も60年の歴史と工夫を重ね、現在では「地元でも大人気のいちご」となるまでに成長しました。

地元で大人気 宮袋いちごの秘密

寒さが厳しいなか、ゆっくりと成長することで濃厚な甘味となったいちごを完熟状態で出荷しているため、宮袋いちごの約9割は地元で販売されます。地元スーパーをはじめ、道の駅、直売所などに出荷されていますが、生産量が限られているため、なかなか手に入らないいちごとして知られる存在でもあります。一般的なパックいちごは250g程ですが、宮袋いちごは300gと大容量なのも人気の理由です。

様々ないちごの魅力を伝えたい

 宮袋いちご研究会では、紅ほっぺを始め、やよいひめ、すず、よつぼし、ゆうやけベリーなど様々な品種を栽培しています。それぞれの味の個性を楽しめる品種を育てることで、多くの人に喜ばれるいちご作りを目指しています。「今後も技術向上と情報発信に取り組み、宮袋のいちごと会津の魅力を伝えていきたい」と語る代表の大竹さん。宮袋いちご研究会のいちごは、これからもいちごファンを魅了し続けることでしょう。

食べごろ完熟の宮袋いちごはここで買えます!

食べごろを見極めて収穫された新鮮な宮袋いちごは、1/10に行われる会津若松市の初市「十日市」にて購入できます。また、「道の駅あいづ」、「会津若松市内のヨークベニマル・ヨークベニマル喜多方店・坂下店」でも購入することができますので、ぜひ味わってみてください!

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