2021.12.06 事務局より
11/27(土)「籾摺り・精米体験と『食育学習』」が開催されました!
ご家族みんなで楽しめる毎年人気の「籾摺り・精米体験」。
新型コロナ対策もしっかり行ったうえで、いざ出発です!
JR会津若松駅を経由して、約20名の親子が参加してくださいました。
車内では「あいづ食の陣」や「会津若松市グリーンツーリズム・クラブ」の取組を紹介。
会津若松市街地と目的地の湊地区では景色がすっかり別世界。雪景色に車内も盛り上がります。
駐車場から、はら笑楽交まで約50メートル。ワクワク感は最高潮です。
到着です。校庭に残った白い雪。木造平屋のなつかしい校舎。
はら笑楽交のスタッフが温かくお出迎えしてくださいました。
まずは、はら笑楽交の日下部さんが、はら笑楽交のこれまでの歴史をお話してくださいました。
さて、ここで日下部さんからクイズです。
Q.米1粒からどのくらいの米粒が取れると思いますか?
(答えは、ブログの一番下をご覧ください。)
※はら笑楽交とは?
廃校となった旧原小学校を改修・活用し、湊町の郷土料理『豆富もち』などをカフェで提供したり、田植えなどの農作業イベントを通して、豊かな自然体験の機会を提供しています。
さあ、体験スタート。もみ殻をとるため、すり鉢と野球のゴムボールを使います。
力が強くても米がつぶれてしまい、弱くても、もみ殻がとれません。
お母さん、お父さんがすり鉢をささえ、お子さんたちがボールをぐりぐり。
もみ殻をとるためにお盆に入れて揺すったり、うちわで扇いだり。とても根気のいる作業です。
外は雪がチラついていますが、みなさん上着を脱ぎ、半袖姿で必死になってもみ殻をとっていきます。
軒先からをもみ殻を飛ばします。
もみがとれたら、つぎは精米です。
本来であれば、瓶に米を入れ棒でつつきますが、もみ殻をとるのに時間がかかったので、精米機の力を借りて仕上げます。
精米された真っ白な米を見て、みなさん感激です。「あんなにいっぱいあったのに、こんなに少なくなったね」「昔は手作業で精米していたのだと思うと、大変だったわね」という親子の会話が聞こえてきました。
お待ちかねのランチタイム。たくさん作業をしたのでお腹はもうペコペコです。
湊地区で採れた野菜をふんだんに使った「はら笑御膳」。メインの豆腐もちは湊地区の伝統的おもてなし料理です。お餅に豆腐が絡んでいて、素朴で優しく、ほっとする味。とてもおいしかったです。
お料理の説明をしてくださった、小檜山さん。
ご飯が終わると、子ども観光大使によるお楽しみのオリジナル缶バッチ作りです。
今日の思い出を缶バッチに込めます。オリジナルのお米のキャラクターや会津のお米のPRも描いてもらいました。みんな、絵がとても上手でびっくり。
帰りのバスの中は、さきほどまで元気いっぱいだった子どもたちの寝息が聞こえていたのは内緒です。
一生懸命がんばったね!楽しかったね!
これからも、あいづ食の陣ではイベントを通して「会津の食の魅力」を広く紹介していきます。
日下部さんのクイズの答えは…、
Q.米1粒からどのくらいの米粒が取れると思いますか?
A.「200粒。」でした。
みなさんはご存じでしたか?