2019.08.07 事務局より
7/27(土)「親子トマト収穫体験」が開催されました!
毎回ご好評をいただいている人気のイベント「親子トマト収穫体験」が7/27(土)に開催されました。
このイベントは、子供たちに農業を通じて地域の良さを体験、発信してもらおうという取り組みです。
あいづ食の陣、会津若松市グリーンツーリズム・クラブ、福島県子ども観光大使実行委員会が主催しています。
この日は晴天に恵まれ朝から30度を超える気温の中、約30名の親子が参加してくださいました。
市内柳原町の長尾さんのトマト畑で収穫体験スタートです。
まずは、長尾さん自慢のトマトを試食。真っ赤なトマトが食欲をそそります。
参加者から「甘くておいしいね!」「おやつ感覚でパクパク食べられる!」「トマト大好き!」との声。
瑞々しい採れたての美味しさを堪能しました。
ハウスの中でたわわに実ったトマトに、参加者の方々もハイテンション!
生産者の長尾さんからトマトの取り方を教えてもらいます。
意外にも、道具を使わずに簡単にとれることに驚きました。
「トマトってこんなふうに土から育っているのね。」
「どれが美味しそうかな?」など、親子の会話が弾みます。
収穫の後は、長尾さんからトマトの話を伺いました。
トマトは雨が少なく、涼しい気候のアンデスが原産国。
この会津の地でよく育てるには、ハウスの中で水をやらずに育てること。
特に注意していることは、「愛情は注ぐが、甘やかしすぎない」。
そういった意味では、野菜づくりと「子育て」は共通であるとのことでした。
次に、美味しいトマトの見分け方を教えていただきました。
(1)「水に沈むこと」
(2)「ヘタの部分が緑色」
(3)「てっぺんから白い線が放射状に延びているもの(スターマーク)」
だそうです。スーパーなどで買い物をするときは、さっそく実践したいです。
収穫体験の後はお待ちかねのランチタイムです!
会場の料理旅館「田事」は、会津の旬の食材を活かした懐石料理や郷土料理で有名です。
料理長の湯田ますみさんから本日のお料理の説明がありました。
ヒノキや杉の木を曲げて作る容器「曲げわっぱ」にお米と具材を入れて蒸した郷土料理「わっぱめし」
田事では会津の方言で「めっぱめし」と呼んでいるそうです。
参加された方々からは「会津にいながら、なかなか郷土料理が食べられないので良い機会です。」
「このようなトマトの食べ方もあったのね!」との声がありました。
トマトの収穫体験をふりかえりながら、旬のトマト料理と会津の郷土料理に舌鼓です。
お食事の後は、缶バッチづくりです。
子ども観光大使代表の大関さんからご指導をいただき、缶バッチづくりスタートです!
今日一日の思い出が詰まった缶バッチが完成です!
地元会津の旬の食材を、生産者や料理人の想いを伺いながら、自ら収穫したり実際に味わうことができました。
食材の知識が深まるとともに、ありがたみがグッと増した気がします。
これからも、あいづ食の陣では、イベントを通じて「会津の食の魅力」を広く紹介していきます!